若者の読解力が低下している?今すぐ読解力を鍛えるべき3つの理由

自己啓発
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読解力とは?

読解力とは一般的に文章を読み解く力のことを指します。

また2003年7月にOECD(経済開発機構)が実施したPISA調査(生徒の学習到達度調査)では読解力は以下のように定義されます。

自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発達させ、効果的に社会に参加するために、書かれたテキストを理解し、利用し、熟考する能力

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku/siryo/05122201/014/005.pdf

読解力とは文章の理解だけのみならず、正しい理解のうえ自分の考えとする必要もあるようです。

若者の読解力は低下している?

そこら中に活字があふれる現代では日常生活でも非常に重要とされる読解力ですが、若者の読解力が低下傾向にあることが問題視されているようです。

2015年に行われたPISAでは読解力の平均得点は日本は8位でしたが、2018年に行われたPISAでは15位でした。

PISAの得点については以下のサイトから確認できます。

OECD生徒の学習到達度調査(PISA):国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Research
生涯学習政策研究部は、国民の学習に関する意識やニーズ、成人の知識や技能のレベル・内容等を把握するための基礎的な調査研究、現代的課題に関する学習の在り方等に関する調査・開発研究、OECDの新たな成人対象のコンピテンシー調査のための準備や生涯学習政策の国際比較研究を行っています。

このことから近年の若者は読解力が低下していると世間では考えられているようです。

近年の若者の読解力の低下はスマホが原因?

近頃よく言われているのが若者の読解力の低下はスマホが原因だというものです。

曰く、若者全体の読書量が減少し、その分スマホの利用時間が増えているというものです。

確かに、若者のスマホ利用時間は増えているようですが、この条件については日本だけでなく韓国や中国、そのほか軒並みどこの先進国でも同じようです。

他の先進国では読解力が上がっている国もありますので、スマホだけが原因とまでは考えられません。

それにスマホを弄っている人が全員ゲームやSNSばかりしているとも限りません。

スマホの普及にともない電子書籍や電子版新聞、学習アプリはどんどんと広がりを見せています。

スマホを弄っている人が全員ゲームをしているとは限らない

やはり注目したいのは電子書籍や電子版新聞、学習アプリが広がりを見せていることです。

最近では電車の中で本を読んでいる人を以前ほど見かけなくなりました。

しかし、本を読む人が全くいなくなったのかといえば、それは違います。
人が多い電車の中では紙の本を開くより、スマホで読む方が他の人の邪魔にならず楽です。

実際に私も最初こそ電子書籍に抵抗がありましたが、今ではすっかり慣れてしまいました。

確かにPISAの順位は落ちてはいるが、スマホが原因で読解力が落ちているとまでは言えないのではないかと思います。

読解力を鍛えるべき理由を3つ

コミニュケーション能力の向上

コミニュケーションの基盤は相手の伝えたいことを読み取ることです。それには相手の言葉を聞き、理解する力、読解力が必要です。

また読解力と共に養われていく論理的な思考力は伝えたいことを相手に伝えるためには必須です。

読解力を鍛えることでコミュニケーション能力が鍛えられていくというわけです。

学習能力の向上

まったく同じ本を読んでも不思議なことに受け取り方や勉強する内容は人それぞれです。
例えば教室で同じ教科書で、同じ時間勉強していても成績に差が出るように、学習能力には個人差があります。

これはそのまま読解力の差とも考えれます。

読解力を鍛えていくことで、本の内容がより掴めるようになります。

読解力のない人はAIの登場で仕事がなくなる?

こちらはメリットというよりもリスク回避に近いものですが、読解力を鍛えることで労働市場においてAIとの住み分けが出来ます。

人件費以上にコストが安上がりなAIが労働市場に進出していくことで、これから先の時代はマニュアル化が可能な単純労働がなくなっていくといわれています。

労働市場が再編され、単純労働に従事していた人はAIに出来ない新しい仕事を探す必要があります。

AIに出来ない仕事とは果たしてなんでしょうか?

AIの弱点は本当の意味で文章を理解する読解力がないという点です。
人の書いた文章を理解し得ないのです。つまりこれから先AIに仕事を奪われないためには読解力を養っておく必要があります。

読解力の鍛え方

語彙力を鍛える

文を理解するためには単語の意味を正しく理解している必要があります。

語彙力の鍛え方は簡単です。

わからない単語に出会えば、その場で検索すれば良いだけです。
今のご時世では昔のように重たい辞書を持ち歩く必要もありません。

文章をしっかりと読み込む習慣をつける

文章をしっかり読む習慣をつけるというのは簡単なようですが、出来ていないことが多いです。
人は無意識に文章を飛ばし読みしていることがあるからです。

理解できない文章に出会った時、何度か読み返してようやく理解できるような時がありませんか?
それは不適切な読み飛ばしを無意識的に行なっているためです。

対策としては、声に出して読み上げる音読や線を引きながら読むことが有効です。
時間を見つけて是非やってみてください。

文章を要約してみる

新聞の記事の内容を意味を変えずに100文字以内に要約してみるといったことが読解力を鍛えるために有効です。

必要な部分を抜き出してまとめることで、自分なりの理解も深まります。

もしも新聞を取っていない方は、本の中などで適度な文章のまとまりを見つけてやってみると良いかと思います。

読解力を鍛える時に読みたい本

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