電撃殺虫器の原理と効果について
電撃殺虫機は昆虫や害虫が光源に引き寄せられる性質を利用しています。
光源(通常は紫外線ランプ)が昆虫を誘引し、その近くに配置された金属格子に接触すると、
昆虫に電撃が与えられます。この電撃によって昆虫が即座に駆除されるという仕組みになっています。
つまり電撃殺虫器は化学薬品を使用しないため室内や屋内空間での使用において、
臭いや有害物質の心配がほとんどなく、お子様やペットが居る家庭でも安心してご利用が出来ます。
電撃殺虫器の使用場所と設置方法
使用場所は基本的には屋内想定の製品が多い
電撃殺虫機は主に室内や屋内空間で使用されますが、
一部の製品では屋外でも使用できるものもあります。
基本的には防水仕様になっていない製品が多いので、
野外利用可能の文言がない限り屋内専用と考えた方が良いでしょう。
効果的な設置場所について
電撃殺虫器は設置場所によって効果が大きく異なるためより効果的な駆除を実現するためには、
以下の2つのポイントに注意することが重要です。
- 昆虫の活動が多い場所
通常、キッチンやリビングルーム、寝室など、昆虫の活動が多い場所に設置するとより効果的です。 - 光源との距離
電撃殺虫機の効果範囲は限られているため、光源にできるだけ近づけることが重要です。昆虫は光源に近づきやすいため、虫が潜んで居そうな場に設置することで効果的に捕獲できます。
ランニングコストについて
電撃殺虫機のランニングコストは、以下の2つの要素によって異なります。
- ランプの交換
電撃殺虫機は特殊なランプを使用しており、一定期間ごとに交換する必要があります。
交換頻度は製品によって異なりますが、一般的には数ヶ月から数千時間の使用後に交換が推奨されています。
ランプの交換費用については製品によって異なりますが、東芝のランプなんかだと700~800円くらいです。 - 電力消費
電撃殺虫機は電力を使用して動作しますので、連続して使用する場合には電力消費によるコストが発生します。消費電力は製品によって異なりますが、一般的には数ワットから数十ワット程度です。
製品に詳しく書いてあるのでよく見て検討することが重要になります。
大まかにですが金額に直していくと、
1日の連続使用で2~3円程度の製品が多いように感じました。
ちなみに、1ワット辺りの電気代については、こちらを参照にしております。
電撃殺虫器を使用する際の注意点と安全性
電撃殺虫機を使用する際には、いくつかの注意点があります。
薬品を使用しないため安心して利用が出来るとはいえペットがかじったり、
お子様が電撃殺虫器で遊んでしまったりすると思わぬ事故に繋がる可能性もあります。
電撃殺虫機を設置する場所は子供やペットが触れることのない場所を選ぶ方が安全でしょう。
お子様やペットがいる場合は高い位置や手の届かない場所に設置することが重要です。
またより長く安全に効果的に利用していくためにはメンテナンスが欠かせません。
定期的に電撃殺虫機を清掃し、昆虫の残骸や汚れを取り除くことが重要です。
また、電源を切ってからメンテナンス作業を行うことも忘れずに行ってください。
他にも基本的には飛んでいる虫に対しては効果的ですが、
地面を這う虫に対しての効果は想定されておりませんので、
ゴキブリやクモなどに対して対策をしたい場合は他の製品で対策する必要があります。
電撃殺虫器を実際に使ってみた感想
今回私が実際にAmazonで購入し使ってみた電撃殺虫器です。
こちらは据え置きと吊り下げの両方対応しており、
本体価格は3000円程度とお手頃な価格帯で口コミも良好です。
(価格は日によって若干前後してましたので大まかに3000円程度の認識です)
ランニングコストについても一日当たり1~3円と安かったので購入を決意しました。
結果としてはめちゃめちゃ効果あり!
夏も近くなりカエルも鳴くこの季節、夜も蒸し暑くなってきました。
エアコンを付けるにはもったいないので窓を開けて凌ぐ毎日。
しかし、住宅街の近くには田んぼもあり、やたらと虫が多い地域です。
特に気になるのがコバエなんかの耳元でうるさい虫ですよね。
実際に電撃殺虫器を一晩中付けっぱなしで置いておいたのですが、
明らかに耳元までくる虫が居ないことを実感しました。
翌日見ると数匹駆除されていたので光源によって駆除されたのだと思います。
直視すると若干まぶしいのですが、音も静かで枕元においても活躍します。
ぜひ、コバエなどの害虫に悩まされている方は検討してみてください。
マウスなんかのレビュー記事も書いているのでこちらもぜひ。